“ぎんねこ”で酷い目に遭った僕は
泣きそうになりながら靴を履き、玄関から外に出た。
(このままでは東京に帰れない・・・)
そんなことを思って途方に暮れていると
“人久(じんきゅう)”という文字が僕の視界に入ってきた。
(人久・・・聞いたことある・・・
たしか信太山新地の旅館の中でも有名なお店だったはず・・・)
背後に“ぎんねこ”店員の視線を感じるが
もはや知ったことではない。
僕は吸い込まれるようにして、旅館“人久”の中へと入っていった。
「ここ初めてなんですけど・・・」
店内にいたおばちゃんに話しかける僕。
すると、どうやら僕が信太山新地を初めて訪れたのだと思ったらしく
信太山新地の仕組みについて丁寧に説明してくれた。
「どんな女の子にします?」
「若くて、可愛くて、できるだけ身体が細い子でお願いします」
と答える僕。
おばちゃんはスケジュール表のようなものに
僕が伝えた内容をメモし、すぐにお部屋へと案内してくれた。
「ここでシャワーを浴びて待っててください。
ゆっくりでいいですから」
シャワーを浴びろ、と言われても
先ほど浴びたばかりである。
ただ、さすがに浴びた形跡を残しておかないとマズいだろう
ってわけで、シャワー室で20秒ほどシャワーを浴びてから
すぐにお部屋へと戻った。
ベッドに腰掛けて、先ほどの“ぎんねこ”でのプレイを
頭の中で振り返る。
思い出したくはないが、レポを書く以上、必要なことなのだ。
しばらくすると「トントン」というノック音が聞こえた。
部屋の中に1人の女の子が入ってくる。
キャバ嬢っぽい女の子でかなりの美人さんだ。
タレントの“あびる優”を若くして
より一層美人にした感じであり、
芸能人レベルのルックスであると言える。
スタイルはかなり細いが
胸は、まな板レベルであった。
もし、おっ〇いが一定以上の大きさだったなら
スタイル評価は5.0点をつけていたと思われる。
(良かった・・・“座敷わらし”じゃない・・・)
興奮するとかではなく、とりあえず安堵する僕。
「信太山はよく来るの?」
「いや、前回7月に初めて遊びにきたんだ。
・・・でもさっき別のお店に行ってきたばかりで・・・」
「えっ?」
先ほど起きた出来事について、すべて話をする僕。
「そっかー、それはがっかりだねー」
彼女は落胆している僕に同情してくれた。
「今度はイケるといいね」
そう言うと、プレイ開始。
いきなり僕の“たまたま”に吸い付いてくる彼女。
初っ端から玉を攻めてくる嬢は珍しい。
すぐにフェ〇チオに移行。
飛田新地の場合はゴムフェ〇だが
信太山新地では生フェ〇が基本である。
“ぎんねこ”でのプレイで心に深い傷を負ったため
アソコが勃つのか不安だったが、心配する必要はなかった。
彼女の抜群のルックスを見ながら舐められていると
ムクムクと次第に大きくなってくる。
すぐさまスキンを装着し、僕の上に跨る彼女。
こうして下から見上げると、彼女の身体の細さがよくわかる。
下手すると折れてしまうのではないかと
思ってしまうほどの細さである。
人によっては「細すぎだ」と言うかもしれないが、
僕にとってはベストな細さだ。
(決して気持ち悪いほど、ガリガリってわけではなく、
ガリガリの一方手前といった程度)
騎〇位での動きは単純な上下ピストンであった。
彼女の小さな胸をさわさわしながら
パチンパチンという音を聞いていると、
だんだん射〇感が蓄積してきて、4~5分ほどでフィニッシュ。
プレイ終了後は軽くおしゃべりして残りの時間を過ごす。
そういえば、ここは事前に自ら女の子を選ぶわけではないため
名前を聞いていなかった。
「今さらだけど、名前は何ていうの?」
「“か〇め”だよ」
「“か〇め”さんかぁ、ありがとう!」
そう言いながら、服を着ようとすると
「シャワー浴びなくていいの?」
と彼女。
「そっか、忘れてた・・・」
彼女がシャワーを浴びずに服を着ていたため
それにつられて僕もそのまま服を着そうになってしまった。
てなわけで、1人で軽くシャワーを浴びてから
服を着て退出。
入り口手前で彼女と別れ、外に出た。
(今回は信太山ではなく、飛田に行くべきだったなぁ)
今さら遅いのだが、後悔の念が押し寄せる。
(気分転換に道頓堀にでも行くか・・・)
道頓堀で飲んだ後の〆として定番らしい
“金龍ラーメン”を食べてから帰ることに。
ちょっぴり辛い味付けのチャーシューメンを食べていると
不屈の魂が燃え上がってきた。
(たとえ地雷を踏んでも、何度だって立ち上がってみせる)
こうして僕はこの3日後に
再び関西遠征を行う決意を固めたのであった。
●感想
“か〇め”さんは抜群のルックスとスタイルを持つ女の子であり
お店で出会ったら世の中の多くの男性が歓声をあげるレベルである。
ただし、彼女の方からキスをしてくれたりすることはなく
サービス内容も、玉舐め、生フェ〇、騎〇位上下ピストンのみ
だけであったので、まるで飛田新地で接客を受けているかのようであった。
僕は今回の旅では、飛田新地ではなく、信太山新地を訪れたわけだが
その理由は、多少ルックスを犠牲にしてでも、良いサービスを
受けたいと思っていたからである。
その点を踏まえると、非常に残念な結果になったと言えるが
“ぎんねこ事件”のせいで、正直言って内心どうでもよくなっていたため
サービスは微妙でも、“か〇め”さんに癒されたことは確かである。
僕の愚痴を聞いてくれて、同情してくれた彼女には感謝したい。
☆評価
総合満足度:4.0点/5点
ルックス:4.8点/5点
スタイル:4.9点/5点
サービス:評価不能/5点
嬢の印象:あびる優似の美人・身体がかなり細い